本文へスキップ

泌尿器科に行くのは少し後ろめたい感じがして恥ずかしいかもしれません。

女性と泌尿器科

失禁

女性と泌尿器科 写真

泌尿器の悩みで女性に多いのは失禁に関することです。 腹圧性尿失禁は本人にそのつもりはなく特に尿意のなかったのに、ちょっと力 を入れるような動作をしたとき、例えば咳やくしゃみをした時、立ち上がった時、 重いものを持ち上げようとした時などに力むと、尿が漏れてしまいます。 男性に比べて膀胱から尿を排泄するまでの経路が短い女性は、それを止める 為の器官、ストッパーが少ないこともあり、女性に多い症状なのでしょう。 知り合いには相談しづらいことですが、中年女性の3割程がこの悩みを経験 しているそうですので、なんとか誤魔化し続けようと無理をせず、恥ずかしがらず に泌尿器科で相談しましょう。 薬物療法や干渉波治療、骨盤低筋群訓練などで改善することも多いです。 もし重症な場合は手術をすることもありますが、いつ失禁してしまうかわからない 不安な生活を続けるよりは、思い切って治療を受けたほうが心身ともによい 結果になるでしょう。 また頻尿のひとつに神経性頻尿というのがあります。 これはこの器官が正常ではない、という病気ではなく精神的な病気です。 思い違いのようなことが原因で尿が近くなる更年期障害の症状で、手術や本格的な 治療は行いません。 どこも悪くないのですからそれも当然で、治す部分がないのです。 カウンセリングなどで原因や解決法を説明され、それでもうまくいかない場合は 補助的に薬物を服用することもあります。



遊走腎

遊走腎は午前中は平気でも夕方から夜にかけて腰が痛くなってきます。 立って仕事をしている方に多くみられる病気で、長時間の立位で腎臓が下降 したことが原因になります。 結果として尿の通過が悪くなるために起こるのですが、内臓下垂も伴います。 人間の身体は一日中同じ状態をキープしているわけではなく、一日の中でも さまざまな変化をしています。 身長なんかも横になって寝ている間は縦方向の力がかからないため、寝る前よりも 起きた時のほうが高いといいます。 起きてから立って(あるいは座って)一日を過ごしていくうちに、身体の重みに より身長は縮んでいくのです。 そして就寝時に横になり一晩過ごすと、身体の重みから解放されて朝起きたら 身長も伸びるのです。 人間の身体はとても柔軟にできているので、力がかかれば流動的に変化・変形 をしていきます。 これが腎臓に起こると遊走腎になることもある、というわけですが、病気らしい 病気でもなく本人に自覚がないことさえあり、ただ疲れただけ、疲れが溜まって きたかな、と感じるだけの人もいます。 本格的に治療して治す類の病気ではなく、体質改善で症状を軽くしていきます。



尿道カルンクラなど

尿道カルンクラは40才以上の中年女性に多い病気です。 尿道の出口付近に血管の塊ができてそこから出血してきますが、悪性ではありません のでそれ自体をそんなに心配する必要はありません。 とはいえ長期間出血を繰り返したり尿が飛び散るようだとちょっとやっかい ですので、悪い病気かと怯えずに泌尿器科へ行って診察を受けましょう。 切除手術で簡単に治療できます。 急性腎盂腎炎は排尿に関する症状はありませんが発熱と腰痛を伴います。 泌尿器に関する病気ではなく内科で診察を受けるべきではないかと思うかも しれませんが、泌尿器科の担当になります。 治療は抗菌薬の点滴静注、内服薬で数日もすれば完治しますが、もしも再発を 繰り返すようでしたら膀胱の尿が腎に逆戻りする膀胱尿管逆流症という別の病気 も発病している可能性もありますので、さらに検査をするため膀胱造影X線撮影 を行うこともあります。 そして少し恐い病気に、膀胱脱・子宮脱があります。 これは膣から膀胱や子宮が出てくる病気で、重症なら手術を行い治療します。 尿失禁の原因になるケースもありますが、とにかくイメージが恐い病気ですので、 もしもこれにかかったかな、と思ったら迷わず病院へ行って診察をうけましょう。



バナースペース